
東京ゲームショウは今年、30年にわたるゲームの歴史を祝う記念すべき節目を迎えました。そして、その名にふさわしく、ゲーム業界やエンターテインメント業界を代表する大手企業から、これからの飛躍が期待される魅力的なインディー開発者まで、実に豪華なラインナップのブースが並び、期待を裏切らない内容となっていました。
今年の出展者数は合計1,138社にのぼり、その内訳は国内企業540社、海外企業598社。さらに、過去最多となる53の国と地域から参加があり、昨年の出展者数記録を上回る結果となりました。
そして何より驚かされたのが、その展示規模です。会場にはなんと3,999ものブースが設置されており、まさに一日では見て回り切れないほどの圧倒的なボリュームでした。


1日だけでは到底すべてを把握しきれないほどの規模でしたが、それでもひとりでできる限り多くのブースを巡ることができました。
今回はその中でも、私が実際に立ち寄ることができたブースを中心にご紹介していきたいと思います。
会場には本当に見どころが多く、気になるブースへ足を運んでは、また別の展示に目を奪われることの繰り返しでした。限られた時間の中ではありましたが、できるだけ多くのエリアを回ることができたと思います。
それでは早速、今回私がチェックしたブースを見ていきましょう。




Level-5ブースは、近々発売予定の主要タイトルごとに専用の試遊エリアやフォトスポットが設けられており、会場の中でもひときわ目を引く存在でした。昨年は最新作のレイトン教授シリーズを試遊することができたのですが、今年は残念ながらどの試遊にも参加することができませんでした。
それでも、発売を控えた新作タイトルのグッズ展示を見るだけでも十分に楽しめましたし、私は毎年Level-5のノベルティをもらうのを楽しみにしています。というのも、さまざまな作品のビジュアルがまとめて使われていることが多く、ファンには嬉しいアイテムだからです。今年配布されていたのはポストカードセットでした。コンパクトで持ち帰りやすく、デザインも素敵だったので、とても満足度の高いノベルティでした。

Game Freakも独自のブースを出展しており、私自身はまだ知らなかった新作ゲームが紹介されていました。
かなりの人気を集めていたため、残念ながらブースの中まで入ってじっくり見て回ることはできませんでした。それでも多くの来場者が足を止めており、注目度の高さがうかがえました。
一方、その向かい側にはBeast of Reincarnationの展示が設置されていました。こちらも存在感のある展示となっており、会場を歩いていると自然と目に入ってくる印象でした。



もちろん、Kooの写真はできる限り近くで撮らずにはいられませんでした。
展示されていた像は本当に美しく、細かな部分まで丁寧に作り込まれていて見応え抜群でした。今にも動き出しそうなくらいの存在感があり、思わず見入ってしまったほどです。
それにしても、あまりにも愛らしかったので、なでたくなる衝動をこらえるのが大変でした。もちろん展示物なので我慢しましたが、本当に手を伸ばして撫でたくなってしまうほど“最高にいい子”でした。



Bandai Namcoブースも、多くの来場者で大変な賑わいを見せていました。
私が立ち寄った目的は、新作タイトルのOne Piece: Grand Gourmetをチェックするためです。試遊を最後までプレイすると、とても魅力的なノベルティがもらえると聞いていたので、気になって足を運んでみました。
案の定ブース周辺はかなり混雑しており、注目度の高さがうかがえました。One Piece: Grand Gourmetの展示も多くの来場者の関心を集めていて、作品への期待の大きさを感じることができました。
東京ゲームショウ2026 | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

レストラン経営というゲームのテーマに合わせて、試遊を完了したプレイヤーには、お弁当箱とカトラリーのセットがノベルティとしてプレゼントされていました。
とても可愛らしく実用的なアイテムだったこともあり、この試遊はもちろん大人気。私も気になっていたのですが、待ち時間は1時間以上になっていたため、限られた時間を考えると今回は見送ることにしました。


NHN PlayArtブースはとても華やかでカラフルな雰囲気に包まれており、さまざまなモバイルゲームが展示されていました。
その中でも特に意外だったのが、ディズニーツムツムの大きな展示です。まさかこれほど目立つ形で展示されているとは思っていなかったので、少し驚きました。長年続いているタイトルではありますが、今でも人気作品のひとつなのだろうなと感じさせられる存在感でした。
もちろん展示されていたのはディズニーツムツムだけではなく、新作からおなじみのタイトルまで幅広いゲームが紹介されていました。見覚えのある作品を懐かしく眺めたり、初めて知る新作に興味を引かれたりと、歩いているだけでも楽しめるブースになっていました。

Twitchは、TGSに出展するようになって以来、毎年何らかの形でブースや専用スペースを展開しています。私自身も長年その変化を見てきましたが、これまでのさまざまなラウンジ形式を経て、今年はまた新しい形へと進化していました。今年のTwitchブースで特に興味深かったのは、クリエイター向けに設置された配信スタジオの様子を来場者が外から見ることができた点です。
これまでは大きなステージ形式が中心だった印象がありますが、個人的には今回のような、よりプライベート感のあるブース形式のほうが好みでした。配信者にとっても馴染みやすい空間に感じられますし、実際の配信環境を身近に感じられるのも面白かったです。普段視聴している配信がどのような環境で行われているのかを垣間見ることができる、とても興味深い展示のひとつでした。
Twitch Presents a Dedicated Lounge for Influencers and Creators at TGS2026!|東京ゲームショウ2026






CyberConnectのブースも、今年で30周年を迎えたことを記念した特別展示を行っており、代表作の数々を振り返るミュージアムのような空間になっていました。
私はその中でも、子どもの頃に大好きだった.hackシリーズのコーナーに真っ先に足を運びました。思い出の作品に関する展示を実際に見ることができて、とても感慨深かったです。
展示内容そのものは素晴らしかったのですが、来場者が増えるにつれてブース内はかなり混雑していました。かわいらしいフォトスポットも数多く用意されていたものの、スタッフの皆さんも対応に追われていて、私のようなひとり参加の来場者が写真撮影をお願いできるような状況ではありませんでした。
そのため、私はいくつか写真を撮った後に早めにブースを後にしました。しかし、出口でランダム配布されていたゲームパッケージアートのステッカーを受け取ったところ、なんと.hackシリーズのものが当たりました。
大好きなシリーズだっただけに、これは本当にラッキーでした。ちょっとしたノベルティではありましたが、とても嬉しい戦利品になりました。
サイバーコネクトツー展 IN 東京ゲームショウ2026 特設サイト



Netmarbleブースは、今回の出展タイトルが3作品に絞られていたにもかかわらず、とても大きな盛り上がりを見せていました。
ブース前方では、アニメ作品を原作としたシャングリラ・フロンティア 七星の最強種と俺だけレベルアップな件:KARMAが大きく展開されており、後方ではオリジナルタイトルのPearl in Blueが紹介されていました。なかでも特に人気を集めていたのがシャングリラ・フロンティア 七星の最強種です。試遊参加者向けに豪華なノベルティが用意されていたこともあり、多くの来場者がブースに足を運んでいました。
限られた出展タイトル数ながら、それぞれの作品の魅力がしっかりと伝わる展示構成になっており、会場内でも強い存在感を放っていたブースのひとつでした。
東京ゲームショウ2026 総合ポータルサイト | ネットマーブル


えめな展示ではありましたが、俺だけレベルアップな件:KARMAの展示は、これまで私が見てきた中でもかなり異様な雰囲気を放っていました。
アニメを視聴していたり、原作を読んでいたりする方ならきっと分かると思うのですが、展示内で不気味な赤い目がこちらを見つめながら動いている演出は、思わず目を奪われるほどの存在感がありました。
決して派手な展示ではないのですが、その独特の不穏さと作品らしい世界観の再現度は抜群で、気が付けば足を止めて見入ってしまうような展示でした。作品のファンであれば、より強く印象に残るブースだったと思います。




Koei Tecmoブースにも見応えのある展示が数多く用意されていました。特に残念だったのは、進撃の巨人3エリアの写真を撮り損ねてしまったことです。展示内容はとても凝っていて見どころも多かったのですが、その分かなり混雑しており、ゆっくり撮影できる状況ではありませんでした。
その代わり、迫力満点のWo Long: Fallen Dynasty 2の大型スタチューや、真・三國無双3 Remasteredのフォトスポット、さらに薬屋のひとりごと 偽りの帝兄のフォトスポットを見ることができました。
また、ノベルティの配布も行われていたのですが、ブース近くの特定の場所でまとめて配布されていることに気付かず、残念ながら受け取ることができませんでした。それでも展示を見て回るだけで十分楽しめる内容で、Koei Tecmo作品の世界観を存分に味わえるブースになっていました。
TOKYO GAME SHOW 2026 | コーエーテクモゲームス



Ratatanが今年も出展していたのは嬉しい驚きでした。今回は単独の大型ブースこそありませんでしたが、会場でその姿を見ることができて思わず足を止めてしまいました。
我が家はこの作品の大ファンということもあり、特に印象に残った展示のひとつです。Ratatanは、かつて人気を博したPATAPON(パタポン)の精神的後継作として知られており、その独特なリズムアクションや世界観に惹かれている方も多いのではないでしょうか。
RATATAN (ラタタン)(@ratatan_game)さん / X

正直なところ、ホール1にたどり着く頃にはすっかり体力を使い切っていました。そのため、このエリアでは数列ほど軽く見て回る程度にとどめ、立ち止まる回数を減らすために写真撮影もほとんどしませんでした。
それでも毎年良いなと感じるのは、一般公開日の来場者がまずゲームアカデミーコーナーを通るような導線になっていることです。
ゲーム業界を目指している学生や新しいクリエイターにとって、自分たちの作品を多くの来場者に見てもらえる機会はとても貴重です。実際に作品を遊んでもらったり、感想を聞いたりできるこうした場は、新しい才能が注目を集める大切な第一歩になると思います。
大型企業の華やかなブースに目が行きがちなイベントではありますが、将来のゲーム業界を支える新しいクリエイターたちにもスポットライトが当たるのは、TGSの素敵なところのひとつだと感じています。

ホール9〜11にたどり着く頃には、正直かなり疲れが出ていました。しかも時間が経つにつれて来場者もさらに増え、会場内の混雑はなかなかのものになっていました。
そんな中で嬉しかったのは、インディーゲームコーナーがたくさんの来場者で賑わっていたことです。
今年は残念ながら個々のブースに立ち寄ってじっくり見て回る余裕がなかったのですが、多くの人が足を止めて作品を体験したり、開発者の方々と交流したりしている様子を見ることができました。
私自身、このインディーゲームコーナーが年々注目を集めるようになっているのを感じています。毎年参加するたびに来場者の関心が高まっているように思いますし、新しいアイデアや才能に出会える場所として、ますます存在感を増しているのではないでしょうか。

ぜひ、インディーゲームにも目を向けて応援してみてください!
大手メーカーの話題作に注目が集まりがちなTGSですが、インディーゲームコーナーには個性あふれる作品や、新しいアイデアに挑戦する開発者の皆さんがたくさん集まっています。思いがけないお気に入りの作品に出会えることもあるので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてほしいです。
TGS 2026に出展されたインディーゲームの一覧はこちらから確認できます。
SELECTED INDIE 80 タイトル一覧|東京ゲームショウ2026
Did y皆さんはTGS 2026に参加されましたか?
参加された方は、どのような体験をされたのかぜひ教えてください。また、これまでに東京ゲームショウへ足を運んだことがある方の思い出話も大歓迎です。皆さんのコメントをお待ちしています!✨
関連リンク
4Gamer TGS 記事: https://www.4gamer.net/words/001/W00124/
Dengeki Online TGS 記事: https://dengekionline.com/article/202609/86099?pickup












