ソニック35周年を祝う、日本限定のロックミュージカル・オデッセイ

イベントレポート
Sonic Live! A Musical Odyssey of Sonic the Hedgehog
公式サイト: https://www.promax.co.jp/sonic-live/
開催日: 2026年6月28日(日)
場所: 東京都世田谷区・昭和女子大学 人見記念講堂
まとめ: ソニック・ザ・ヘッジホッグが35周年を迎え、今年は日本限定のスペシャルコンサート「Sonic Live! A Musical Odyssey of Sonic the Hedgehog」で華やかにお祝いされました。ロックで熱くて、まさに“ソニックらしい”最高の誕生日パーティーでした。

出展: Promax © SEGA / Sonic Team

2026年6月28日(日)、東京・世田谷の昭和女子大学人見記念講堂で、ソニックの35周年を祝う特別なコンサート「Sonic Live! A Musical Odyssey of Sonic the Hedgehog」が開催されました。日本限定・一度きりの公演ということで、当日は多くのファンで賑わいました。私は幸運にもソニック好きの友人のおかげでチケットを手に入れることができて、今回は参加できなかった方にも雰囲気が伝わるように、当日の体験をまとめてみました。

目次

グッズ

Source: Promax © SEGA / Sonic Team

S席特典として、ソニックのナップサック、ソニック&シャドウのタオル、そしてソニック・シャドウ・ライブカラーをイメージした3種類のラバーブレスレットのうちランダムで1つが配布されました。どれも丁寧に作られていて、会場入り口でもらってすぐ身につけられるので、開演前のちょっとした気分を上げるのにもぴったりでした。

Source: Promax © SEGA / Sonic Team

また、会場限定のTシャツ、トートバッグ、キーホルダーの3点は、物販開始から数時間で完売。私はキーホルダーだけ欲しかったのですが、到着した時にはすでに売り切れ…。でも友人が事前に買っておいてくれていて、本当にありがたかったです。

コンサートによっては物販がかなり早く始まることもあるので、欲しいものがある時は公式の告知をこまめにチェックするのが大事ですね。場合によってはチケットがなくても一般開放されることもあるので、情報収集は必須です。

会場の雰囲気

会場に向かう途中で「大学キャンパスに行くんだな」と分かってはいたのですが、日本の大学って入口に警備の方がいることが多いので、学生じゃない身としては少し緊張してしまいました。でも、コンサート参加者はそのまま入って大丈夫という案内の看板が出ていて安心しましたし、物販が一般開放されていたこともあって、スタッフの方々も一日中ファンの出入りを見ていたのだと思います。

それにしても、来場していた皆さんの“ソニック愛”が本当にすごくて……! みんな思い思いのソニック&フレンズのコーデで来ていて、見ているだけで胸が高鳴りました。次はもう少し勇気を出して、素敵なコーデやファンメイドのグッズを身につけている方に声をかけて、写真を撮らせてもらえたらいいなと思っています。

今回が私にとって2回目のソニック音楽イベントで、1回目は今年3月15日に開催された「Sonic Music Experience」でした。あちらはスタンディング形式だったので、ここまで全身で気合いを入れたファンは少なかったのですが、今回の「Sonic Live」は座席ありの公演だったこともあって、Tシャツだけでなく、フルコーデや痛バッグ、ファンバッグなど、思い切り楽しんでいる方がたくさんいて、とても嬉しかったです。

私はというと、ソニックとシャドウのコオロぬいを、ポケボール型の痛バッグにぎゅっと詰めて連れて行きました。小さなチャオのチャームも一緒です。

開場時間が近づいて列に並び始めると、空気が一気にそわそわしてきて、みんなの期待が伝わってきました。それだけでも胸が高鳴るのに、なんとゲームデザイナーの方が突然現れてファンと交流してくださって……本当に嬉しいサプライズでした。今回の公演は一度きりの特別なコンサートだったので、きっと他にも初期スタッフの方々が来ていたのだろうなと思います。

ゆっくりと列が進んで、チケットチェックの場所に到着すると、そこでS席の人たちに特典のグッズバッグが配られていました。そこからが本当に楽しくて、みんなその場で少し横にずれて、自分がどのブレスレットのデザインを引いたのか確認していたんです。

確認が終わると、すぐに「交換しませんか?」と動き出す人があちこちにいて、希望のデザインを探す小さな交流タイムが始まりました。私の友人グループもみんな無事に欲しいデザインを手に入れられたようで、その過程で新しいお友達ができた人もいて、とても和やかで楽しい雰囲気でした。

イベントでランダムグッズの交換が許されている場面では、まわりの方に迷惑にならないように、きちんと配慮しながら行うことが大切です。 たとえば、他のファンの方が忙しそうな時に声をかけたり、通路をふさいでしまったりしないように気をつけたいところです。
それから、もしスタッフの方から「交換はここでは控えてください」や「移動をお願いします」といった案内があった場合は、必ずその指示に従うようにしましょう。イベントを気持ちよく楽しむためにも、スタッフさんのお願いは大事にしたいですね。

みんなが欲しいラバーブレスレットを交換し終えて、物販で買い残したものも買い終わると、いよいよ席に向かう時間になりました。私はありがたいことに通路側の席で、視界がほとんど遮られなかったことはもちろん、後から足元に少し余裕があったのもとても助かりました。

コンサートホールは2階席までありましたが、1階席のほうがかなり広くて、開演前の時点でほぼ満席なのが分かるほどでした。みんな音楽を楽しむ準備ができていて、会場全体がわくわくした空気に包まれていました。

ここで少しだけ恥ずかしい前置きをしておくと、今回が私にとって2回目のソニック音楽コンサートではあるのですが、実はシリーズのゲームを全部プレイしているわけではなくて、音楽も詳しくない曲がまだまだあります。 いわゆる“ミレニアル世代のゲーマー”らしく、私が特に思い入れがあるのはソニック1〜3と、ソニックアドベンチャー1・2なんですよね。

でも、このコンサートに参加するたびに「もっとソニックの世界を知りたいな」と思うようになっていて……。
ずっと積みゲーになっている『Sonic Frontiers』や『Sonic x Shadow Generations』も、近いうちにちゃんとプレイしようと決めました。ずっと気になっていて、ゲーム棚から呼びかけられているような気がしていたので。

出展: © SEGA / Sonic Team

コンサートは、まず35周年を記念した特別なトレーラー映像から始まりました。最初の一瞬で会場の空気が引き締まって、「あ、これから始まるんだ」と胸が高鳴るような雰囲気に包まれました。映像にはこの先の演出の一部がちらっと映っていて、それだけでも期待がぐっと高まります。

そして音楽が始まると、最初の一音で誰もが分かるあの曲―― 「Green Hill Zone」。 ソニックを少しでも触れたことがある人なら絶対に知っている、初代の1面のテーマです。そこからは歴代シリーズの“1面メドレー”へと続いていきました。

その流れの中で、私が特に興奮してしまったのが 「Escape from the City」。 バンドとオーケストラの生演奏で聴くこの曲は、本当に胸がぎゅっとなるほど嬉しくて……。その後の曲は正直少し記憶がぼんやりしているのですが、それはもう音楽に夢中になってしまっていたからだと思います。特にオーケストラの音が素晴らしくて、ただただ聴き入ってしまいました。

以前参加した「Sonic Music Experience」はDJセットと、ボーカルなしのバンド演奏だったので、今回のようにオーケストラとバンドの組み合わせでクラシックなゲーム音楽を新しいアレンジで聴けるのは、本当に贅沢な体験でした。

「Windy Hill」「Seaside Hill」「Rooftop Run」では、ヴァイオリニストのAyasaさんが加わっていて、そのエネルギーが圧倒的で……ステージの空気が一気に華やかになったのを覚えています。

そして、私が昔から大好きな 「That’s The Way I Like It… for Metal Harbor」 も演奏されていて、思わず胸の奥が熱くなりました。

曲名については、下のセットリストにすべてまとめてあります。

Source: © SEGA / Sonic Team

ナサン・シャープさん(NateWantsToBattle)がステージに登場した瞬間、会場の空気ががらっと変わりました。「Open Your Heart」が始まって、そこから一気にロックコンサートの雰囲気へと切り替わったんです。まさかこんなに早く、しかもソニックアドベンチャーのオープニングテーマが来るとは思っていなかったので、本当に嬉しくて胸が高鳴りました。

ここからはソニックシリーズのオープニングテーマ曲が続くブロックに入りました。 「Sonic Heroes」は観客みんなで歌いやすい曲で、自然と会場がひとつになっていく感じがしてとても楽しかったです。このあたりで、「あ、今回のコンサートはかなり“みんなで歌う”タイプなんだな」と気づきました。全部の曲を知っているわけではない私でも、スクリーンにゲーム映像や歌詞が表示されていたので、安心して楽しめました。

次に来た「Sonic Boom」は、ソニックCDの曲だと後から知ったのですが、私のように初めて聴く人も多かったと思いますし、長年のファンにとっては嬉しいサプライズだったのではないでしょうか。

続く「His World」ではオーケストラが戻ってきて、原曲の雰囲気を大切にしながらも生演奏ならではの迫力があって、とても素敵でした。「I’m Here」もロック色が強い曲ですが、オーケストラ部分が生で聴けると印象がぐっと深まって、胸に響くものがありました。

このあたりで、ふと「このまま歌い続けていたら、私の声はどこまで持つんだろう…」と少し心配になるくらい、名曲が次々と押し寄せてきました。

オープニングテーマのブロックの締めくくりは「Knight of the Wind」。 『Sonic and the Black Knight』は、正直なところ私の中で半分“夢か幻か”みたいな記憶になっていたのですが、映像が流れた瞬間に「あ、本当にあったんだ…!」と現実に引き戻されました。あの世界観はやっぱり独特で、改めて見るとすごく面白いコンセプトだなと感じました。

Source: © SEGA / Sonic Team

もうこれ以上“激しい曲”は来ないだろうと思っていたところに、完全に不意を突かれる形で 「Undefeatable」 が始まりました。ソニックフロンティアの曲の中でも特に勢いのある一曲で、会場全体が一瞬で飲み込まれたような感覚でした。

もともと今回のコンサートはオーケストラ寄りなのかなと思っていたのですが、この曲が流れた瞬間に「これは本当に“音楽のオデッセイ”なんだ」と実感しました。 ヘドバンする人、ペンライトを振る人、コーラスを全力で叫ぶ人……もう完全にロックフェスの熱量でした。

ここでオープニングテーマの連続ブロックが一区切りし、次は『Sonic Colors』 の曲が続きました。ペンライトを持ってきていたファンの方々は、ここで色を変えたりしながらしっかり“理解している”感じで、とてもきれいでした。

「Reach for the Stars」と「Speak With Your Heart」は、どこを見ても色とりどりの光が揺れていて、みんなで歌いながら楽しめる明るい曲調だったので、ロックの熱気から少し肩の力を抜けるような、心地よい時間でした。

私はこのゲーム自体はまだプレイしたことがないのですが、前回参加したソニックのコンサートで曲を聴いていたので、馴染みがあって嬉しかったです。重めのロックが続いた後に、こういうポップな曲が入ると、気持ちがふっと軽くなる感じがして、とても良い流れでした。

Source: © SEGA / Sonic Team

次のブロックは、シャドウ・ザ・ヘッジホッグに捧げられた楽曲コーナーで、ファンの皆さんのテンションが一気に上がりました。もう体力が尽きそう…と思っていたところに、あの“陰のある人気者”シャドウの曲が続いて、会場全体に第二の風が吹いたようでした。

最初はもちろん 「I Am… All of Me」。 シャドウのゲームのオープニングテーマで、ここからまたヘドバンしたり、身体を揺らしたりと、ロックな雰囲気が戻ってきました。

続く 「What I’m Made Of…」 はメタルソニック寄りの曲とも言われますが、ステージではシャドウが活躍する映像が流れていて、このブロックにぴったりでした。『Sonic Forces』や『Sonic X Shadow Generations』でのシャドウの戦闘シーンがループしていて、すごくかっこよかったです。

そしてシャドウブロックの締めくくりは 「All Hail Shadow」。 これで終わりかな…と思ったその瞬間、まさかの“感情に刺さる一撃”が待っていました。

「Without You」。 シャドウとマリアの切ない映像、そしてCasey Lee Williamsさんの歌声が重なって、胸がぎゅっとなるような時間でした。涙ぐんでいるファンの方も多かったと思います。ペンライトをマリアカラーに変えている方もいて、とても美しかったです。瀬上純さんも、後で「マリアカラーのギターを使っていた」と話されていて、細やかなこだわりに胸が温かくなりました。

コンサートが正式に終わったあと、スタッフの方々が観客をステージ前に集めて、みんなで記念写真を撮る時間を作ってくれました。ここで、配られたタオルがとても役に立って、思い思いに掲げたり、ポーズを決めたりしている方が多かったです。ぬいぐるみやペンライトを持ってきていた方は、まさに“見せ場”という感じで、とても可愛らしくて華やかでした。

公式の集合写真が撮り終わると、オーケストラやバンドの皆さんがステージに一礼して退場していきました。 そしてそのあと、私たちは最後のサプライズを受け取ることになりました…。

Source: © SEGA / Sonic Team

ソニックと瀬上純さんはステージに残ってくださって、私たち全員が写真を撮れるようにしてくれました。まさに最高のフォトタイムで、ステージの端から端までゆっくり歩きながら、みんなが撮りやすいようにポーズを取ってくれていて、とても可愛らしかったです。

二人が並んでステージを移動していく姿は本当に微笑ましくて、観客席のあちこちから嬉しそうな声が上がっていました。こんなに近くでソニックと瀬上さんを見られるなんて思っていなかったので、最後の最後まで幸せな時間でした。

ソニックがついにステージを後にすると、本当にこれで終演でした。 それでも私たちはまだ興奮が冷めなくて、耳が少しジンジンしている人もいたくらいです。それほどまでに素晴らしい公演で、また次のコンサートにも絶対行きたいと思いました。

ソニック、35周年おめでとう。 そして、ここまでの35年間を支えてきたすべての出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。これからも素敵な時間が続いていきますように。

セットリスト

00. Sonic 35th Anniversary Trailer
01. Sonic Anniversary Medley:
STH1 Green Hill Zone (Sonic The Hedgehog)
STH2 Emerald Hill Zone (Sonic The Hedgehog 2)
Escape From The City (Sonic Adventure 2)
Tropical Resort – Act1 (Sonic Colors)
STH1 All Clear (Sonic The Hedgehog)
02. Windy Hill – Zone1 (Sonic Lost World)
03. Sonic Mania Medley (Sonic Mania)
04. Seaside Hill (Sonic Heroes, Sonic Generations)
05. That’s The Way I Like It… for Metal Harbor (Sonic Adventure 2)
06. Rooftop Run: Act2 (Sonic Unleashed / Sonic World Adventure / Sonic Generations)
07. Introduction… Open Your Heart (Sonic Adventure)
08. Sonic Heroes (Sonic Heroes)
09. Sonic Boom (Sonic CD)
10. His World [Original version] (Sonic The Hedgehog)
11. I’m Here [Hybrid version] (Sonic Frontiers)
12. Knight Of The Wind (Sonic And The Black Knight)
13. Undefeatable (Sonic Frontiers)
14. Reach For The Stars [Re-Colors] (Sonic Colors: Ultimate)
15. Speak With Your Heart (Sonic Colors)
16. I Am… All Of Me (Shadow The Hedgehog)
17. What I’m Made Of… (Sonic Heroes / Sonic X Shadow Generations)
18. All Hail Shadow [Hybrid version] (Sonic The Hedgehog / Sonic X Shadow Generations)
19. Without You (Sonic X Shadow Generations: Dark Beginnings)
20. Sonic Racing – Cross the Worlds – (Sonic Racing)
21. Fist Bump (Sonic Forces)
22. Endless Possibility (Sonic Unleashed / Sonic World Adventure)
23. Escape From The City (Sonic Adventure 2 / Sonic Generations)
24. Live & Learn (Sonic Adventure 2)
25. One Way Dream (Sonic Frontiers)
26. Speed Is My Life (Sonic 35th Anniversary)

参考リンク
Sonic チャンネルイベントレポート: https://sonic.sega.jp/SonicChannel/special/staffcolumn/soundcolumn/senoue/20260703_009339/
SEGA Sound Team 公式 X アカウント: https://x.com/SEGASoundTeam
Sonic the Hedgehog YouTube チャネル: https://www.youtube.com/c/SonictheHedgehog

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この記事を書いた人

I'm an expat and new mom living and working in Japan and nerding it up. I've got over a decade of experience teaching and working in the game industry here. I'm also a streamer, blogger, collector and hobbiest of many hobbies.

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